西洋医学の医者がハリ治療を受けて感じたことYAHOO!ニュースより
2018/08/08
「鍼灸(しんきゅう)治療は効くのか?」 YAHOO!ニュースより
筆者は西洋医学を学んだ外科医として、長年にわたり鍼灸治療や漢方薬など、いわゆる東洋医学の有効性について強く興味を持っていた。
現在、日本では明治政府が西洋医学を採用して以来、西洋医学を学び国家試験に合格した者のみが医師免許を与えられる。一方で、中国では中医学を学んだ中医学の医師免許と、西洋医学を学んだ医師免許の2種類が存在するそうだ。
この二つの医学。いったいどちらが正しい、あるいは優れているのだろうか。
西洋医学は、「分析」と「統合」を基礎とする自然科学である一方、東洋医学は人と自然を「統一体」として把握する。両者の根本の理論がまったく異なっており、単純な比較は困難だ。筆者の印象としては「花火大会とカレーライス、どちらが良いか?」と聞かれているようなものだ。
そこで筆者は、あくまで「効くか否か」に注目し、自らの体を使用して3ヶ月毎週鍼灸治療を受けて実験した。
結論の前に、筆者が行ったアンケート(アプリ755で2015/8/8施行)によると、「鍼灸にどのようなイメージがあるか」について、回答した23人中14人(60.9%)が「痛そう」で、他に「怖い」「危なそう」などがあった。特に何人かが「針が清潔かどうか心配」とコメントしていた。
また、その上で「鍼灸治療をやってみたいか」という質問には23人中18人(78.3%)が「やってみたい」と答えたが、「どこの誰がやるのかをしっかり調べてから」「腕や安全性を担保する何かがある場合に」などと条件をつける人が多かった。
つまり、「鍼灸は痛そうだけれど、安全ならやってみたい」と考える人が多いことがわかった。
國安鍼灸整骨院
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