乳がん手術後の鍼灸治療 – アメリカの報告
2018/06/07
News-Medical.Net(ニュース・メディカル・ネット)
乳がん手術後の鍼灸治療は症状を軽減するという記事が、オンライン出版社の医療情報提供サイトに紹介されています。
乳がん手術を受けた女性のうち、鍼灸治療を受けた人と受けない人のグループの比較がアメリカのアボット・ノースウェスタン病院で行われ、がん看護学会の会誌に発表されました。
アボット・ノースウェスタン病院といえば、女性と子供のために19世紀に設立されたアメリカ有数の病院です。
◆アボット・ノースウェスタン病院で手術を受けた患者のうち、鍼灸の患者群は、12時間間隔で2回治療した。通常ケアの患者群は、手術後2回、12時間間隔で診察を行った。
◆患者群は、鍼灸治療とケアの直前と直後に、痛み、吐き気、不安、コンピュータ対処能力について、それぞれ0~10段階で回答した。
この研究で、鍼灸治療が患者の痛み、不安、吐き気を約1.5単位減少させるとわかりました。
オピオイド系の麻薬は痛みを1.9単位減少させることが知られています。
こうしたことから、鍼灸治療は、臨床的に見ても統計的に見ても意味があると結論づけています。
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國安鍼灸整骨院
http://k-shinkyu.jp/
〒1640011
東京都中野区中央4丁目40-11
TEL:03-3383-7831
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