世界の鍼灸エビデンス(科学的根拠)
2018/05/08
利用者が増えれば増えるほど、求められるのが効果のエビデンス(科学的根拠)です。
鍼でツボを刺激すると、痛みなどさまざまな症状が緩和されることは、これまでにも数々の研究の結果、証明されている。アメリカ発の最新エビデンスがあります。
まずは、男性が原因の不妊解消から。アメリカで男性の10%が、精子に生殖力がないと推定される。推定300万組といわれる不妊に悩むカップルの約50%は男性の精子に問題があるという。今のところ生殖力のない原因は不明だそうです。
バークレー生殖・女性の健康センターの研究結果によると、鍼療法で精子の生殖力が改善されたという。精子に問題のある男性40人を対象に、鍼の効き目を調査。
その結果、鍼治療を受けたグループに、生殖力のある健康な精子の数が増えていることが分かったという。
一方、女性の不妊症については、2002年に発表されたドイツの研究報告で証明されており、以来、女性への不妊治療に鍼を組み入れる医者が急増しているということです。
ひざの骨関節症に対するエビデンスも話題を呼んでいる。NCCAMが資金を提供、内科学誌に掲載された研究報告では、ひざの関節症患者で50歳以上の男女570人を対象に、鍼治療の効果を調べ良い結果をだしている。
そして、腰痛。1980年以降に発表された鍼療法に関する22の研究論文を分析したメリーランド大学医学部の研究報告によると、約2年間にわたりデータ を分析したところ、慢性の腰痛の症状改善に効果があることが認められたということです。
國安鍼灸整骨院
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