目のまわりにくまでる、首や肩こりが酷い、下肢のむくみや静脈瘤、何となく疲れやすいなどの症状を経験した女性は多いと思います。

東洋医学では、気、血、水のバランスが崩れると病気になってしまうという考え方をします。 気、血、水のそれぞれのめぐりが悪くなると、様々な疾患や不定愁訴が生じると考えられています。

瘀血（おけつ）というのは、その３つのうちの血の流れが滞った状態です。女性は男性とちがって、毎月生理がくるという月経周期をもっているので、どうしても瘀血（おけつ）という状態になりやすくなります。

では次に、瘀血（おけつ）の状態をもつ疾患では子宮内膜症があります。本来、子宮内膜にのみあるはずの内膜が、卵巣や子宮の筋層、子宮以外の場所に存在し、広がっていくのが内膜症です。それはまさに良性のガン疾患かと思うほどに執拗に女性を苦しめます。

瘀血（おけつ）の治療は鍼灸治療が大変効果的です。