パソコンによる長時間の座位の作業は、肩こりや首のこりの原因となります。
肩こりや首こりがひどくなると頭痛や睡眠不足、自律神経失調などの症状も出てきますので、慢性化しないうちに早めに改善しなければいけません。

同じ姿勢のままパソコンの作業を続けていると、首や肩の筋肉が緊張して血液の循環が悪くなり、血液が十分に供給されないと、筋肉への酸素や栄養も不足して、徐々に乳酸などの疲労物質がたまってきます。その結果、筋肉が硬直し、なんとも言えない不快な症状が起きます。

硬直した筋肉は、血管や末梢神経を圧迫しますので、肩こりの不快な症状がさらに悪化し、時には痛みを伴うこともあります。

パソコン作業による肩こりを防ぐには、まず椅子にすわる姿勢を正しい姿勢にするように心掛け、定期的に乳酸や疲労物質を排泄させることが必要です。そのためには鍼灸治療が大変有効的な治療法です。鍼灸治療をしながら体質の改善に努めるようにしてみては如何ですか？