長い冬が終わり春になると、昼間にうとうとと居眠りをすることが多くなりますが、何故なのでしょうか？

「春眠暁を覚えず」ということわざがありますが、これには医学的にも意味があります。

動物は冬眠をするときには、十分なエネルギーを蓄えようとします。これと同じように人間も寒い時は毛細血管を縮めて身体のエネルギーが外に放出されると疲労してしまいます。

この疲労はすぐに解消されないのでこれをカバーするために眠気が出てくるということです。

冬の疲労を食生活でカバーすることができるそうです。例えば、肉類、脂肪の多い食事、ビタミン類の多い野菜類、果物などを多く食べるとエネルギーが増えて眠気も少なくなるということです。

欧米人が電車で日本人が居眠りをしているのを見て不思議がっていたのには食生活の違いがあったからなのです。

冬のあいだの疲労を回復させるツボがあります。労宮というツボは名前からして疲れが取れそうですね！