日本薬剤師会会長が決意の告白「患者よ、薬を捨てなさい」という記事が現代ビジネスに投稿されていまた。imgres

クスリは「毒」である。

日本人は「クスリ好き」と言われています。確かに諸外国に比べると何かあればすぐにクスリをもらおうという傾向が強くあります。

以前は保険で、高齢者の負担金がなく「ただでクスリをもらえるので、飲んでいたほうがいい」という環境でした。

その後、病院で薬が処方されないと不安を感じ、クスリを要求する習慣がつくようになりました。

しかし、薬は人工的に作られた異物です。異物が体内に入ってくれば、それを排除して体調を整えようとして、さまざまな反応を起こします。花粉症なども、異物である花粉を排除しようとして、くしゃみや鼻水、涙などの反応が出ます。これと同じように、クスリも人体にとっては異物であるため、体内に入るとさまざまな生体防御反応が現れます。

この防御反応が、病気の症状にとって良い作用を起こすと「有効性」となります。逆に、悪い作用となって現れるのが「副作用」です。良い働き(有効性)をできるだけ増やして、悪いほうの働き(副作用)をできるだけ抑えるように作られたのが、クスリの正体というわけです。

つまり、副作用はどんなクスリにも必ずあるのです。漢方薬も、生薬の中に化学合成物質と含まれているので副作用は必ずあります。薬の副作用の症状としては吐き気、めまい、下痢、便秘、頭痛、発疹、むくみ、太るなどの副作用が起こります。imgres

さらに、すべてに当てはまるわけではありませんが、よく効くクスリの多くは特に副作用のリスクも高いということも覚えていたほうがいいかと思います。

 

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