東洋医学の考え方は、人間は大自然の中にある一つのものであり「自然界の全ての物」お互いが関係し、影響しあい、また人体の内部の仕組みも大自然の中の一つという考えです。

西洋医学では、細胞の組織や器官などはそれぞれ独立しているものとして考えられ、東洋医学では、細胞や組織、器官などは異なった機能を持ちながらも心とも繋がり、大宇宙として繋がっている一つの自然としてみなします。このように、東洋医学は自然を背景としています。その根底の思想が「陰陽論（いようろん）｣であり、「五行論」（ごぎょうろん） です。

気とは、人間の生命を維持する為に必要な、人間の体から発するエネルギーで、体全体に気が廻っています。
目に見えないエネルギーを磁気、電気、勇気、やる気などの気があるように一般的に言う気とは、元気とほぼ同様のものです。
「気」は、体全体に流れていて、すべての生命力、活動力の源となっていて、また各器官を活性化し、機能を向上して、自然治癒力を高め、体質を強くしていく役割があります。皆様も気を高め、コントロールして元気な毎日を送りたいものですね。