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湿疹に対する鍼治療 - アメリカ

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湿疹に対する鍼治療 - アメリカ

湿疹に対する鍼治療 - アメリカ

「湿疹に対して鍼治療を検討すべきですか?専門家が解説」という記事がアメリカの健康ポータルサイト「HealthCentral」に掲載されています。(HealthCentral 2024.4.17)

 

湿疹は、皮膚の表層(表皮・真皮上層)に起こる炎症の総称で、皮膚炎とも呼ばれます。

湿疹の多くは外からの刺激に反応して起こる「接触皮膚炎」ですが、原因がはっきりしない湿疹もあります。

かゆみに加え、赤みや細かいブツブツ、小さな水疱などの複合症状を有します。

 
湿疹は通常、医師の診察を受けて処方薬をもらい、薬の服用によって治療していくことが多いですが、慢性の疾患の治療として東洋医学でのアプローチが試されることがよくあります。

その一つとして鍼灸治療の施術が施されています。

 

体の指定されたポイントに鍼を刺すこの行為は、肉体的および精神的なストレスを軽減し、治癒を促進すると考えられて、湿疹やアトピー性皮膚炎に対して、鍼灸治療が効果的であるという根拠については、なかなか具体的なデータは示されていませんが、症状を軽減させる可能性があることはたびたび取り上げられます。

 

いわゆるツボ・経穴とよばれる体のポイントに対し、鍼または灸をすることで、体内のアンバランスが整う可能性があるという報告されています。

 
湿疹に対して使用される経穴について、この記事では次のように書かれています。一部を訳して引用します。

 

・LI11 曲池(きょくち) 肘のしわの外側の端。この点は「体から毒素と熱を取り除くのに役立ち、湿疹は熱と関連している可能性があると提案されているため、湿疹の治療に使用される

 

・SP6 三陰交(さんいんこう) 下腿の内側に位置。このツボは脾臓、肝臓、腎臓などの臓器を調節して体内の毒素を除去することに焦点を当てており、「体内の循環の改善に貢献する」

 

・LI4 合谷(ごうこく) このツボは抗炎症作用があることで知られているため、湿疹を含むさまざまな症状の治療に使用される

 
 鍼灸治療はかゆみや炎症、ストレスや不安の軽減や免疫力向上に役立つことがわかっているといわれています。

体の中のアンバランスを整えることが期待される鍼灸治療ですが、崩れたバランスが整うことで、アレルギーや皮膚のトラブルの改善につながる可能性があるということです。

 

薬による効果がある一方で、鍼灸治療による皮膚疾患の改善も、今後ますます期待されます。

 

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