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鍼灸医療推進研究会

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これからの鍼灸 Topics

統合医療の柱として注目される鍼灸
昨今、「統合医療」の動きが盛んになってきました(「代替医療」、「補完医療」等と呼ばれることもあります)。高齢化、環境変化、食事の乱れやストレスなどによって慢性疾患や原因の分からない症状が増加しているため、薬剤などによる西洋医学の治療の他に、理学療法や看護、栄養管理、さらには伝統医療を含めた総合的なサポートを行なう医療のことです。病人を病気からとらえるのではなく、体全体を診て、患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を図ることが重要になってきています。
なかでも、鍼灸は、特にその役割を期待されています。実際に、様々な医療機関等で試みが展開され、着実に効果が検証され始めています。

 

<統合医療における鍼灸治療・研究の事例>

 

●維持透析患者の愁訴、腎機能改善・・・・・・埼玉医科大学 東洋医学科、腎臓内科、健康管理センター
人工透析を受けている人は全国に25 万人以上いるといわれ、この数はさらに増加傾向にあるそうです。多くの透析患者にかゆみやだるさ、痛みなどの全身症状があるといわれますが、薬を多く服用している反面、水分のとり過ぎはよくないなどの問題がある中、全身の症状を改善する
ために、鍼治療に着目し臨床研究が進められています。実際に、痛みやかゆみ、だるさの軽減、睡眠の向上などの効果が報告されています。

 

●COPD(慢性閉塞性肺疾患)・・・・・・京都大学大学院医学研究科
COPDは、喫煙や有毒ガスの吸入が契機となり発症する慢性の呼吸機能障害で、労作時の呼吸困難が主訴となる疾患。40 歳以上の日本人の500 万人以上がCOPDに罹患しているという報告があり、「国民衛生の動向」でも死因の10位と報告されているそうです。COPDの治療において、長期的な呼吸機能改善やQOL 向上を目的とした全人的なアプローチの重要性が強調されるようになり、また、近年の報告で、鍼灸治療がCOPDの労作時呼吸困難の改善に寄与する可能性が示されています。

 

●難治性疼痛の改善・・・・・・自治医科大学

 

●がん患者の痛みの軽減・・・・・・国立がんセンター統

 

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